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アラフィフのサブカル話

佐野元春“No Damage“

みなさん、日本の曲で、初めて歌詞で韻を踏んだ曲って何だか知ってます?吉幾三の“おら東京さいぐだ“?残念ですが日本語ラップの元祖はそうなんですけど、1984年の曲なんですよね。正解は、1980年の佐野元春のデビュー曲“アンジェリーナ“です。歌詞の中で2ヶ所出てきます。有名な「今晩誰かの車が来るまで闇にくるまってるだけ」ともう一つ「ふっと迷ってしまいそうな夜でも二人でいれば大丈夫だぜ」です。佐野元春のデビュー3作は、どれもクォリティーが高いのですが、私が初めて聴いたのは、3作のあとに発表されたベスト盤“No Damage“でした。このアルバムはさすが全曲名曲ぞろいなんですよ。で、“アンジェリーナ“も“サムデイ“も入っていて初めて佐野元春を聴くにはお勧めなんですが、隠れ名曲としてデビューアルバムに入っていた“情けない週末“は好きですね。スガシカオが日本のバラードの中で一番好きな曲って言っています。捨て曲無しの名盤です。

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